ツキ板の塗装に良く用いられるのが「ウレタン塗装」です。この塗装方法には「ガン」「コンプレッサー」などの道具を必要としますが、とても仕上がりの良い塗装方法です。
1.研磨/サンディング
ツキ板シートを貼った後に全体を#240〜#400で研磨します。ツキ板は薄いのでオーバーサンディングしないよう特に注意が必要です。
2.フィラー塗布(木目をつぶしてピカピカにする場合)
刷毛でフィラーを全体に塗り、塗料の説明書に従い時間を空けてから拭き取る。木目(導管)を残した仕上がりにしたい場合にはこの行程は省いても良い。
3.サンディング
全体を#240〜#400で研磨します。ツキ板は薄いのでオーバーサンディングしないよう特に注意が必要です。
4.サンジングの塗布
「刷毛」又は「ガン」でサンジングを塗布する。このサンジングがトップの仕上がりに大きく左右するのでできるだけ均一に塗布する。サンディングが大変になるので塗り過ぎや斑にならないように注意する。
塗料の説明書に従い時間を空けて乾燥させる。
5.サンディング
全体を#240〜#400で研磨します。粗い物から順番に細かなサンドペーパーで表面を平滑に仕上げていく。ここで手間を惜しむと仕上がりが悪くなりますので焦らずじっくりと時間をかける。
6.トップの塗布
このトップの塗料の選択により仕上がりの艶を変える事ができます。「ガン」で全体に均一になる様塗布する。
塗料の説明書に従い時間を空けて乾燥させる。
■ 仕上げたい仕上がりに応じて4と5の行程を繰り返す。塗膜を厚くする場合には6の行程を繰り返す。
■ 「ガン」での塗布は塗料を多く必要とするので「サンジング」は刷毛の方が経済的。
Tadashi Ban
国産材をはじめ世界中から輸入された天然木を「ツキ板/突き板(つきいた)」+「紙」で構成した、ツキ板シートに加工してDIYからプロユーザーまで幅広くネット販売しています。
木材を1ミリ以下に薄くスライスした「ツキ板・突き板・単板」を、色々な物や現場で貼り付けられるように加工した「ツキ板(突き板)シート」は、本物の天然木で簡単に木製化できます。
他にも、ギターにも使われる「メープル」「マホガニー」などのツキ板シートも販売しています。
一度使っていただけると天然木の良さが実感でき、天然木の好きな方や自然の風合いをお求めの方に満足していただける商品です。是非一度弊社のツキ板シートで色々な物を天然木で飾ってみてください。
ツキ板シートのタイプも色々ございます。和紙で強化した物/粘着テープの着いた物/樹脂含浸紙で強化した物3タイプをご用意していますので、お客様にあった商品をお選びください。
ツキ板シートのタイプ別に貼り方のご紹介もしてありますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。