ツキ板商品の表面にふれる場合には特に注意が必要です。人間の汗が付くと時間がたってから青く変色する場合がございます。これはアルカリ汚染と言って仕上げの塗装後に表面に現れます。変色してしまうと元には戻りません。また、ツキ板の表面を濡れた雑巾等で拭く場合にはその水が他の物の鉄分を含んでいると同じようにアルカリ汚染されて変色します。塗装前に特殊な薬剤で拭かないとこの変色は消えませんので、ツキ板の表面に何かする場合には十分ご注意下さい。
ツキ板は天然木です。同じ物が無くて当たり前の素材です。商品写真は参考画像ですので実際の商品と色/木目が異なるのが当たり前ですのでお客様のイメージと違う場合等でも交換や返品の対象にはなりません。
ご注文時に複数の商品を御注文頂いた場合はできるだけ色/木目の近い商品をお送りしていますが、サイズが違う場合は別の色/木目になる場合がございます。また追加注文の場合は同じサイズを御注文頂いても、違うロットの商品になりますので色/木目が異なります。
ツキ板は仕上げに塗装をするのが一般的ですので表面保護のためにも何か塗装をして下さい。クリアー塗装をしてもツキ板の色が少し濃く見えるようになります。
塗装をする場合一度に多くの塗料を塗布してしまうと接着層を破壊して剥がれてしまう場合があります。長い毛の刷毛塗りなどは塗布量が多くなってしまう原因になる場合がございますので極力避けましょう。
ツキ板シートの表面が少し汚れた場合は、綺麗な消しゴムでこすると綺麗に取れる場合があります。布などでこすっても木目の中にある汚れは取れない場合があります。
ツキ板シートは発送時には丸めてダンボールの箱の中に入っています。長期間保存する場合はカールがひどくなる場合がありますので必ず箱から出してベニヤなどに挟んで平に保存するとカールが軽減されます。
使用直前にツキ板シートをスチーム付きのアイロンでアイロンがけをすると木が柔らかくなりカールが軽減され使用しやすくなります。
高温/多湿の環境でツキ板シートを保存してしまうとシートが変質する可能性がございます。基本的にはツキ板シート到着後7日以内にご使用頂くのが良いのですが、やむ終えず保存する場合には保存場所も十分考慮して下さい。
ツキ板シートは天然木と紙の複合材ですので天然木のツキ板と紙の収縮率が異なるため乾燥しすぎてしまうとツキ板の接ぎ目から下地の紙が見えるようになる事がございます。
ツキ板が紙より大きく縮んで起こる現象ですがツキ板に水分を与えると元通りに戻ります。奇麗な布等でツキ板の表面をサッと拭き5分ほど置いておけば繋ぎ目の隙が無くなります。その状態でツキ板シートを貼り付けて塗装をすれば伸縮が抑えられ繋ぎ目が空く事はございません。
外部での仕様や水回りなど常に塗れる場所にはツキ板シートの使用が向きません。
変色や割れなどの原因となりますので、ご注意下さい
エポキシをはじめとする防水可能な塗料を使用することで長く水分の影響を受けなくできます。
最初から大きなサイズを貼らずに小さいサイズで練習してから大きなサイズに挑戦しましょう。A4サイズの商品もございますので有効に利用して下さい。