ツキ板シート「イージータイプ」の貼り方

ツキ板シート「イージータイプ」で行う作業により作業手順は異なります。必要な道具はお客様の作業により異なりますが基本的には動画とほぼ同じです。


貼り方の動画



基本的な貼り方の説明ですので貼る場所の素材や状態により作業方法が多少異なります。実際の貼り付け作業はお客様の判断と責任で行って下さい



RQ-V1(専用接着剤)

ツキ板シート「イージータイプ」と相性がいいのが「RQ-V1」です。「1.5kg入りの缶」と「3.0kg入りの缶」の2種類を販売しています。色々な素材に貼り付ける事が出来る万能な接着剤です。

接着可能な素材に関しては「RQ-V1」の商品詳細をご確認ください。>>>コチラ


セパレーター

動画で使用している「セパレーター」が有ると位置合わせ時に大変役に立ちます。弊社で販売していますのでツキ板シート「イージータイプ」と一緒にご購入ください。セパレーターは接着剤の項目にございます。>>>コチラ


下地(基材)の準備 <1>

1−1.できるだけ平滑になるようにサンディングしておく。(サンドペーパー#220〜#400)

1−2.サンディング後のオガコやホコリなどを綺麗に拭き取る。コンプレッサーが有ればエアーでとばしてしまうのもいいですが、無い場合は乾いた雑巾等で「はたく」ようにベニヤなどの木目に入り込んだオガコを落とします。

注意:オガコ等の拭き取りがきちんと出来ていないと「RQ-V1」にオガコが混ざり接着不良の原因又は凸凹の原因になります。

接着剤の塗布 <2>

2−1.「RQ-V1」をブラシで、ツキ板シート「イージータイプの裏面」と「基材」の両方に均一になる様に塗布します。

2−2.両方の塗布後に5分程度待ち、塗布した「RQ-V1」を指で触っても付かなくなるのを確認しする

注意:作業時の気候や温度に気を付けて半乾きのタイミングを計る。

セパレーターを並べる<3>

3-1.ツキ板シート「イージータイプ」の裏面と基材を重ねる前に、基材の上にそっとセパレーターを間隔を空けて置く。その上にツキ板シートを載せて位置合わせをする。

3-2ツキ板シートの貼り位置が決まったら「中心から外側に」セパレーターを抜きながらツキ板シートを基材に貼っていく。セパレーターを全て抜いた後さらにローラーで全体を圧着させる。

注意:ツキ板シートのカットは貼りたい基材の大きさより大きめにカットして貼り付けて下さい。ツキ板シートは天然木ですので熱や水分で伸縮するためサイズが足らなくなる恐れがあるのでご注意ください。

余分な部分をカット <4>

4−1.ツキ板シート「イージータイプ」を貼った部分を下にして、余分なツキ板シートをカッターで切り落とす。

4−2.サンドペーパー#180〜#220で残った余分なツキ板シートを、指に引っかかりが無くなるまで削って仕上げる。

注意:カッターで切る際に早くカッターを動かすと木目に沿って切り込みすぎてしまうので十分気を付ける。

接着の確認 <5>

5−1.できれば24時間又は一晩程度時間をおいてツキ板シートの表面に「ふくれ」や「浮き」がないか確かめる。

サンディング <6>

6−1.しっかり貼り付けができているか確認してから全体をサンディングする。(#220〜#400)

6−2.サンディング後にオガコをエアーで飛ばすか、雑巾等ではたいて綺麗に落としておきます。

注意:ツキ板シートはとても薄いので同じ場所を何度もサンディングしない様に心がける。オーバーサンディングすると1からやり直す必要があります。

保護・仕上げ塗装 <7>

ツキ板シートを始め天然木には必ず仕上げ塗装(保護塗装)が必要です。木工用の塗料であればどんな塗料でもツキ板シートに使用できます。

使用する塗料により塗装方法は異なりますので、塗料メーカーの説明に沿って塗装作業してください。

最後に <8>

基本的な貼り方の説明ですので貼る場所の素材や状態により作業方法が多少異なります。実際の貼り付け作業はお客様の判断と責任で行って下さい