ツキ板シート「ノーマルタイプ」の貼り方

【 まずは素材を知る 】

ツキ板シート「ノーマルタイプ」を貼るには、まず貼りたい物の素材と現状を把握しなければなりません。これは実物を見ないと判断できませんので誰かに問い合わせるのではなく御自身で確認する他に方法がございません。弊社にお問い合わせ頂いても返答はできませんのでご了承ください。

 

【 相性がいい 】

貼りたい物の素材にもよりますが、ツキ板シートの「ノーマルタイプ」には「アイロン専用ボンド」が最も相性がいい組み合わせです。この「アイロン専用ボンド」が使用できるのは、貼りたい素材に接着剤が浸透できる事が絶対条件です。

その為、何も表面に加工がされていない「ラワン合板」「MDF」「パーチクルボード」「シナ合板」「ランバーコア」等にツキ板シートの「ノーマルタイプ」を貼る場合に使用するのが最適です。

 

【 小さい面積向き 】

ツキ板シートの全体にアイロンで熱をかける必要があるため小さな面積の貼り付けに向いています。あまり大きな面積を貼り付けようとすると時間と労力がかなり必要です。

 

【 貼りたい素材がそのままではアイロン専用ボンドが使えない場合 】

貼りたい物に塗装がついている場合(リニューアルや補修)そのままではアイロン専用ボンドは使用できません。上記に記載したように接着剤が浸透できないからです。

 

【 浸透層まで削る 】

塗装や汚れが付いている場合は塗装や汚れが浸透している層までサンドペーパー等で削り取らなければなりません。更にツキ板シートを貼るために削り取った場所をキレイに平滑に仕上げなければなりません。

 

【 ノーマルタイプを補修に使う 】

上記の作業が必要となりますので、ツキ板シート「ノーマルタイプ」を補修やリニューアルに使用するには中上級者の知識と技術と道具が必要と思われます。

 

【 やる気があれば 】

初心者でもやる気があればできない作業ではないと考えます。すべて自己責任でどのように進めるのかを考えて作業する必要がございますが、複数回経験するとだんだん上手くできるようになるはずです。小さなものから始めましょう。下記の貼付け方法を参考に行ってください。貼り付け作業についてのお問い合わせは電話ではお答えできません。ご了承ください。

 

【 ご自身での判断です 】

「私のような素人でもできるでしょうか?」「初めて貼り付けをするのですがキレイに仕上げられるのでしょうか?」「〜の様な仕上げをしたいのですが初心者の私に出来るのでしょうか?」このようなお問い合わせをされる方がいらっしゃいますが、弊社でお客様ができるかどうか判断できません。なぜなら、お客様の技量を弊社では判断できないからです。お問い合わせいただくより、少し落ち着いて自分の持っている道具や技術を参考に作業をイメージして考えてください。

「ノーマルタイプ」+「アイロン専用ボンド」+アイロン

【 アイロン専用ボンドが使用できる条件 】

弊社で販売しているオリジナル接着剤「アイロン専用ボンド」は下地(ベニヤ/MDF/ランバーコア)の導管にアイロン専用ボンドが浸透した後に硬化して接着します。その為下地が接着剤を浸透できる状態でないと使用できません。

 

○アイロン専用ボンドが使用可能な下地素材

ベニヤ/MDF/パーティクルボード/集成材/無垢材に使用できます。(新品の物に限る)

 

×アイロン専用ボンドが使用不可な下地素材

※塗装が付いた物/※汚れがひどい物/ポリ合板/プリント合板/アクリル/ガラス/鉄/メラミン

 

※塗装が付いている物や汚れの付いた物に「アイロン専用ボンド」を使用する場合には表面の塗装や汚れ等をすべて削り取って木の導管を出してからご使用下さい。(リニューアルや補修)

 

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【 使用するアイロン 】

家庭用のアイロンで貼り付けできますが、洗濯糊等がアイロンの表面に付着した状態でツキ板シートに当てると焦げた汚れがツキ板の導管に入り取れなくなるので使用前にアイロンを奇麗に掃除してから使用しましょう。

「アイロン専用ボンド」+「アイロン」貼り付け作業の詳細

1.下地(基材)の準備

1−1.ツキ板シート「ノーマルタイプ」は厚みが0.3ミリ程度で、ツキ板シートの中で一番薄い商品ですので下地の凸凹を拾いやすい為できるだけ平滑になるようにサンディングする。(サンドペーパー#220〜#400)

1−2.サンディング後のオガコやホコリなどを綺麗に拭き取る。コンプレッサーが有ればエアーでとばしてしまうのもいいですが、無い場合は乾いた雑巾等で「はたく」ようにベニヤなどの木目に入り込んだオガコを落とします。

注意:オガコ等の拭き取りがきちんと出来ていないとアイロン専用ボンドにオガコが混ざり接着不良の原因又は凸凹の原因になります。

 

2.アイロン専用ボンドをツキ板シートを貼る場所とツキ板シートに塗布する

2−1.アイロン専用ボンドをヘラ/スポンジローラー/ゴムローラー等を使用してツキ板シートと貼りたい基材の両方に、できるだけ均一に塗布します。

2−2.塗布後数分待って塗布したボンドを指で触ってもアイロン専用接着剤が付かなくなる瞬間まで待ち、2回目の塗布を1回目と同じように塗る。特にコーナー部分を重点に塗布する。

(2回目の塗布は接着剤が付いていない部分を無くすために行いますので、経験者の方や貼り付けに慣れた方には必要ないかもしれません)

注意:1回目のアイロン専用ボンド塗布後に乾燥させすぎると2回目が融着出来ずに層になり、接着できない原因になるので作業時の気候や温度に気を付ける。

 

3.ツキ板シート「ノーマルタイプ」を貼る場所の上に重ねアイロンで押さえる

3−1.ツキ板シートを貼りたい基材に重ね、熱したアイロンでツキ板シートの中心から端へ空気を出しながらアイロン専用ボンドを硬化させる。

(ツキ板シートを貼りたい基材に重ねるタイミングは2−2の作業と同じタイミングです)

注意:ツキ板シートのカットは貼りたい基材の大きさより大きめにカットして貼り付けて下さい。ツキ板シートは天然木ですので熱や水分で伸縮するためサイズが足らなくなる恐れがあるため。

 

4.はみ出たツキ板シートをカットする

4−1.貼りたい基材よりはみ出ているツキ板シートを1ミリ程度残してカッターでゆっくりカットする。

4−2.サンドペーパー#180〜#220で残った余分なツキ板シートを、指に引っかかりが無くなるまで削って仕上げる。

注意:カッターで切る際に早くカッターを動かすと木目に沿って切り込みすぎてしまうので十分気を付ける。

 

5.少し時間をおいて接着を確認する

5−1.できれば24時間又は一晩程度時間をおいてツキ板シートの表面に「ふくれ」や「浮き」がないか確かめる。

(もし「ふくれ」や「浮き」がある場合はもう一度アイロンで押さえて再接着を試みる。アイロンで押さえても再接着できない場合は、カッターで切り目を入れて接着剤を塗り込んで再度アイロンで押さえます)

 

6.全体をサンディングする

6−1.しっかり貼り付けができているか確認してから全体をサンディングする。(#220〜#400)

6−2.サンディング後にオガコをエアーで飛ばすか、雑巾等ではたいて綺麗に落としておきます。

注意:ツキ板シートはとても薄いので同じ場所を何度もサンディングしない様に心がける。オーバーサンディングすると1からやり直す必要があります。

 

7.仕上げ塗装をする

ツキ板シートを始め天然木には必ず仕上げ塗装(保護塗装)が必要です。木工用の塗料であればどんな塗料でもツキ板シートに使用できます。

使用する塗料により塗装方法は異なりますので、塗料メーカーの説明に沿って塗装作業してください。

基本的な貼り方の説明ですので貼る場所の素材や状態により作業方法が多少異なります。実際の貼り付け作業はお客様の判断と責任で行って下さい

 

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ショップについて

Tadashi Ban

天然木のツキ板/突き板(つきいた)シートを通販でネット販売しています。木材を薄くスライスしたツキ板/突き板/単板を色々な物や場所に簡単に貼り付けられるように加工したツキ板(突き板)シートは、色々な物を木製化できます。

ギターのリニューアルにも使われる「メープル」「マホガニー」などのツキ板も取り扱っています。

天然木の好きな方や自然の風合いをお求めの方は、是非一度弊社のツキ板シートで色々な物を天然木で飾ってみてください。

ツキ板シートのタイプも色々ございます。和紙で強化した物/粘着テープの着いた物/樹脂含浸紙で強化した物3タイプをご用意していますので、お客様にあった商品をお選びください。

ツキ板シートのタイプ別に貼り方のご紹介もしてありますので、初めての方でも安心してご利用ください。